新型 プント に金メダル、トリノ フィーバー!

自動車 ビジネス 企業動向
新型 プント に金メダル、トリノ フィーバー!
新型 プント に金メダル、トリノ フィーバー! 全 3 枚 拡大写真

1月のEU域内における乗用車登録台数で、新型フィアット『プント』(通称『グランデプント』)が1位になった。イタリアの単一車種が、欧州でナンバーワンになるのは、約10年ぶりの快挙である。

【画像全3枚】

オリンピック開催中、思いがけずトリノに飛び込んだグッドニュースに、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「プントはオリンピックと同じ。情熱と決断力、優れた素質と能力による勝利だ」とコメントした。

さらに、「ライバルたちがひしめく中で、表彰台に上った。これはフィアットにだけでなく、イタリア全体に贈られた金メダルである」と、興奮を隠さない。

なお、昨年9月(トリノ五輪のフィギュアスケート会場である)パラべーラでの発表会以来、新型プントは、すでに14万5000台の受注を獲得したという。

フィアット・ブランド全体では7万8000台の登録を記録。前年同月比26.2%の大きな伸びとなった。

ランチア、アルファロメオを合わせたフィアット・グループ全体では10万台を超え、前年同月比17.9%増を記録した。シェアも1.1%増の8.4%を確保した。イタリア国外での伸びも好調で、フランスで9.7%、スペインで30.7%、ドイツでは67%の登録台数増となった。

1月初めまで雪不足で「どうなるんだ?」といわれていたところに大雪が降り、数年前まで「創業家のアニェッリ家が、いつ持ち株を売却するか?」とまで言われていたフィアットオートが活況を呈してきた。トリノの奇跡が、次々と起きている。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る