英国史上最大の現金強奪事件---100億円

自動車 社会 社会

21日深夜、イギリス東部のケント州トンブリッジで、警備会社に保管されていた現金が強奪された。このうち2500万ポンド(50億円)はイングランド銀行の資金で、その他の銀行の資金もあわせると総額5000万ポンド(100億円)と英国史上最大の現金強奪事件となる。

事件は21日午後6時、警備会社の現金保管係のコリン・ディクソン氏が、仕事を終えて自宅に向かって日産『アルメーラ』を運転していたところから始まる。ディクソン氏は、自宅付近で青いサイレンをつけたボルボ車に乗った警官に呼び止められ、そのまま拉致されてしまう。彼らは強盗団の一味で、ボルボ車はパトカーに偽装したものだった。

その2時間後、ディクソン氏の妻子も自宅から拉致される。使われたのは運送会社で使用されていた赤いバン。一味はディクソン氏に対して「妻子の安全を守りたいなら協力しろ」と脅迫。ディクソン氏は、警備会社の現金の保管場所へ一味をつれていった。

一味が警備会社の金庫前に乗り付けたのは、ルノーの白い7.5トントラック。これに現金や金塊などを積み込んで一味は逃走した。一味は総勢6人で、警備会社の内情に詳しいものではないかとみられているが、今までのところ何の手かがりも得られていない。ケント州警察は、犯人逮捕につながる情報に対し200万ポンド(4億円)の報奨金を与える、と発表した。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る