アウディ年次会見---販売台数、売上高、税引前利益が過去最高

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アウディAGは、アウディ本社所在地であるドイツのインゴルシュタットで2006年度年次記者会見を開催した。

会見では、2005年度は、税引前利益、売上高、生産台数、販売台数が過去最高となった。

アウディグループの売上高は前年比8.5%増の266億ユーロで、税引前利益は同14.6%増の13億1000万ユーロで、過去最高となった。高い収益となったのは、全分野で生産性向上を目指す取り組んだ結果としている。税引後利益は8億2400万ユーロだった。

2005年の総資本投資額は、17億ユーロだった。この数字は、2007年までに毎年20億ユーロにまで引き上げる予定。

アウディブランドの販売台数は同6.4%増の82万9109台で、10年連続で販売台数記録を更新した。世界の39市場で、過去最高の販売台数となった。最大の輸出市場の米国は、8万3066台、同6.6%増だったほか、イギリスも8万1374台、同4.5%増だった。中国も5万878台、同9.6%増だった。欧州でもスペインやフランス、イタリアが好調だったほか、地元のドイツも堅調に推移した。東ヨーロッパやロシアも好調だった。

ランボルギーニの販売は前年とほぼ同水準の1600台レベル。

2006年は、2005年をさらに上回る販売台数を目指し、中期的販売目標である100万台に向けて、販売体制を強化する方針。

《レスポンス編集部》

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