国交省、三菱ふそうへの立ち入り検査結果まとめる

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国土交通省は28日、三菱ふそうトラック・バスに対する立ち入り検査の実施結果をまとめた。リコールに係る一連の不正行為や大型トラックの再リコールなどについて、同社から提出された改善対策の報告書に基づく対策の実施状況と欠陥車関連業務の処理状況などを調査した。

改善対策の進ちょくが認められるとする半面、社内関連部署との連携やリコール改修済み車両の不具合再発見時の処理などで十分に機能していないものが見られたとしている。

立ち入り検査は、昨年8月と今年1月に本社で、昨年8月と9月に川崎製作所で、販社(27社47拠点)では昨年7月から今年1月にかけて実施した。

検査結果では、同社の市場情報管理部における生産現場や販社からのリコール関連情報が適切に展開されていなかったものや、リコール改修車の不具合再発でも適切に処理されていなかったものなどが見られた。

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