富士重工業は28日、いすゞ『フォワード』の塵かい車改造車のブレーキ配管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。99年8月から05年1月までに生産された114台が対象。
ダンプ装置のシリンダの取り付け位置が不適切なため、積載状態で段差の乗り越えなど車体が大きく沈んだ際に、リヤデフ上部のブレーキ配管取付ブラケット、またはブレーキ配管および取付ブラケットがダンプのシリンダと干渉するものがある。
そのまま使用を続けるとブレーキ配管が損傷し、最悪の場合はブレーキ液が漏れて制動力が低下する恐れがある。