東風日産の新エンジン工場が完成、生産能力を増強

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日産自動車と東風汽車工業投資有限公司との合弁企業の東風汽車有限公司は、広東省広州市花都区に建設していたエンジン工場が完成したと発表した。

同工場では、直列4気筒1.6リットルの「HR16DE」エンジンの生産を近く開始し、続いて同2.0リットルの「MR20DE」を追加する。HR16DEエンジンは、東風日産が生産する『ティーダ』ハッチバックとセダン、MR20DEエンジンは今秋から販売を開始する『ブルーバードシルフィ』に搭載する。

工場立ち上げ時の年間生産能力は18万基で、2008年までに段階的に36万基に引き上げる計画。

両エンジンは、日産、ルノーが両社の最量販ゾーンを担う世界戦略エンジンとして共同開発したエンジン。

新エンジン工場では、日産がグローバルで展開する日産生産方式を採用した。東風日産の車両生産工場との同期化により、顧客への納車のリードタイムの短縮を図る。生産ラインは、2種混流生産を実現し、生産性の向上を図った。

また、東風日産では、ティーダなどの生産工場である花都区の乗用車工場に新たに6億人民元(約86億4000万円)を投じて、同工場の年間生産能力を現在の15万台から2006年末までに27万台に引き上げる。

《レスポンス編集部》

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