自衛隊トラックへの追突事故で運送会社を家宅捜索

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兵庫県警は24日、22日に福崎町内の中国自動車道で陸上自衛隊のトラックに追突する事故を起こした29歳の男が勤務する鹿児島県鹿児島市内の運送会社に捜査員を派遣。業務上過失致死傷容疑で家宅捜索を行った。

兵庫県警・高速隊によると、この事故は22日の午前9時30分ごろに発生している。福崎町大貫付近の中国自動車道上り線で、陸上自衛隊・姫路駐屯地に所属する人員輸送用の普通トラックに対し、後続の大型トラックが追突。自衛隊のトラックは押し出されるようにしてガードロープを突き破り、路外に立つ小屋に衝突した。この事故で荷台に乗っていた隊員が車外に投げ出され、1人が死亡。12人が重軽傷を負った。

大型トラックを運転していた29歳の男は業務上過失致死傷容疑で逮捕されたが、警察の調べに対して「衝突の衝撃で目が覚めた。居眠りしていたらしい」と供述。過労運転の疑いもあるとして、勤務する運送会社の家宅捜索が決まった。

24日の捜索では鹿児島市内の運送会社に捜査員を派遣。運行日報などを証拠物件として押収。運転手の勤務状況などを調べる方針だ。

《石田真一》

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