スズキは6日、ゼネラルモーターズ(GM)がスズキへの出資比率を20%から3%へ引き下げたことについての記者会見を行い、その席上、鈴木修会長は出資比率について考えを次のように語った。
「私はスズキの売り上げの中で、GMの関連が占める割合が5%なら、5%の株式を持つ。いまのスズキの売り上げが2兆5000億円ですから、(GM関連の売り上げが)1兆2800億円ぐらいあるんだったら、(GMの出資が)50%以上でもいい。私は売上高比率が一番いいと思っている」
現在、スズキの売り上げに占めるGM関連の売り上げは約3%で、GMの出資比率3%というのは「いい見合い」(鈴木会長)というわけだ。いかにも、商売人らしい鈴木会長の発言である。
そして、鈴木会長は「今後とも業務提携のほうはきちんと、友好的にやっていく」と付け加えた。