シトロエン、早くも2054年型を発表

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シトロエン、早くも2054年型を発表
シトロエン、早くも2054年型を発表 全 2 枚 拡大写真

シトロエンが、来週なんと2054年モデルを先行発表する。といっても映画の話。3月15日からフランスで公開されるアニメーション映画『ルネッサンス』の中で、シトロエン・スタイリングチームがデザインしたクルマが登場する。

舞台は2054年のパリ。若い女性科学者が誘拐される。彼女の雇い主である企業は、ひとクセあるものの誘拐事件のプロである警察官、カラスに解決を託すというストーリーである。

“48年後のシトロエン”は、カラスのクルマとして活躍する。もちろん前後には、シトロエンのマークであるダブルシェブロンが輝いている。

監督のクリスティアン・ヴォルクマンは、「当初、『DS』を使おうと思った私は、使用許可を取りにシトロエンに赴いた。ところがシトロエンは、彼らのデザイナーたちとの共同作業を提案してくれた」と、いきさつを説明する。

ちなみに、シトロエンが活躍する過去のフランス映画として、『ファントマ電光石火』(Fantomas se dechaine、1964年※)がある。空飛ぶDSに、敵役逃走用の『H』(アッシュ)トラック……と、本国では、伝説のコミックフィルムである。

今度はアニメーションに進出というわけで、シトロエンファンとしては、ストーリーそっちのけで気になる劇中車となりそうだ。

またこの機会に、アニメと自動車メーカーとのタイアップが活発になると面白いかもしれない。『ルパン3世』で『チンクェチェント』をタダで有名にしてもらったフィアットを、指をくわえて見ているばかりではいけない?

『ルネッサンス』オフィシャルサイト
http://www.renaissance-lefilm.com/

※実はフィルムの冒頭で「オレはファントマスだ」と本人が仏語で言っているが、日本配給元がフランス語ぽい「ファントマ」にしたと思われる。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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