盗難車を密輸出目的で保管

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警視庁は7日、不正に輸出する目的で盗難車両を保管していたとして、自動車ブローカーを自称する47歳の女ら2人を盗品等保管容疑で逮捕した。2人は2005年5月から11月の間に400−500台の盗難車を「自動車部品」と偽り、保管した疑いがもたれている。

警視庁・捜査3課によると、逮捕された2人は盗難の実行グループが埼玉県内で盗んできたトラック4台(時価1200万円相当)をアラブ首長国連邦に不正輸出するため、運転席(キャブ)と荷台を切り離した上でコンテナに入れ、2005年9月28日に横浜港の保税地域に搬入した疑い。同様の手口で2005年5月から11月までの約半年間に400−500台のクルマを不正に輸出したとみられる。

一連の事件では盗難グループから受け取ったクルマを一時保管場所まで輸送する「運搬グループ」を逮捕している。女は税関に申請する書類に虚偽内容を記載したとして関税法違反容疑で逮捕され、処分保留で釈放後に今回の容疑で再逮捕している。盗難の実行グループに関してはまだ小体が把握できておらず、警察では関係者を厳しく追及している。

《石田真一》

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