日立金属、インドで自動車企業向けに新会社設立

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日立金属は、インドに販売拠点となる新会社、Hitachi Metals India Pvtを設立した。資本金は900万ルピー(約2300万円)で、日立金属が100%出資する。稼働開始は06年4月1日。

同社は現在、「2010年度に売上高7000億円、営業利益700億円の実現」というビジョンを掲げ、このほど08年度までの中期経営計画を策定した。その中で力を入れているのが海外市場への積極的展開で、特に成長の高いアジア圏での事業拡大を重要視している。 

なかでも、アジア圏の中でBRICsの1つであるインドは、自動車メーカーの増産やソフトウェア開発を中心とするIT産業の急成長など、自動車、エレクトロニクス関連産業の発展が著しく、04年の実質GDP成長率も7.3%を記録している。

そこで、日立金属はすでにインドで展開中のエネルギー関連で需要が急増しているアモルファス金属材料の営業活動を支援するとともに、自動車、エレクトロニクス関連市場への拡販を展開するため、新会社を設立したわけだ。同社では08年度に年間40億円の売り上げを見込んでいる。

《山田清志》

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