【IICデモ】ヒヤリハット地図が自動でできちゃう

自動車 テクノロジー ITS
【IICデモ】ヒヤリハット地図が自動でできちゃう
【IICデモ】ヒヤリハット地図が自動でできちゃう 全 1 枚 拡大写真

デモ公開されたアプリケーションのうち、興味深かったのがプローブ情報を活用したサービスだ。プローブ(probe)とは「探針」などの意味。

クルマ1台1台の速度やブレーキランプ点灯情報などを通信技術で集めて、その周辺の状況を探ろうというものだ。例えば、速度を監視していれば混雑状況がわかるし、ある地域のクルマのワイパーが一斉に動作し始めれば雨(または雪)が降ってきたことがわかる。ABSやトラクションコントロールの動作情報を集めれば、その地点が危険な凍結箇所ということもわかるのだ。

もちろん、クルマ1台だけの情報では信用性に問題があるが、数百、数千台分の情報を集めることで信頼性も高まる。また、クルマが走っているところならどこでも情報を収集できるのもプローブのメリット。車両感知器などのインフラを整備することなく、リアルタイムの交通情報が作れるのだ。

体験デモでは、急ブレーキ多発地点などをもとに「ヒヤリハット情報」を作り、ドライバーに危険箇所を警告していた。歩行者が携帯電話などで「危険だな」と感じた場所をアップロードできるのもミソで、自然発生的にヒヤリハット地図ができることになる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. 『ランエボIV』を18分の1ダイキャストミニカーで精巧再現、開閉機構付きで発売
  4. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  5. “車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る