マツダは、4月1日付けの組織改正を発表した。今回の組織改正では、ジョイントプログラム戦略企画部を廃止し、その機能を商品ビジネス戦略企画部に移管する。ジョイント企画部は、フォード・モーターとのビジネス戦略を企画・検討する部署だった。
同社では、今回商品ビジネス戦略企画部に機能移管することで、現在の商品戦略立案機能とフォードのジョイントビジネス戦略立案機能を統合することで、総合的な商品ビジネス戦略立案機能の強化と効率化を図ると、している。
ただ、業績の好調なマツダと、業績不振のフォードは従来からの主従の立場が逆転しており、マツダの戦略立案での独立性を打ち出すとの見方も。