26日未明、東京都大田区内の都道で、赤信号を無視して道路を横断していた女性が通過してきたクルマに次々とはねられる事故が起きた。女性は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認されている。
警視庁・田園調布署によると、事故が起きたのは29日の午前2時35分ごろ。大田区田園調布1丁目付近の都道で、赤信号を無視して道路を横断していた29歳の女性が、青信号に従って交差点に進入してきたタクシーにはねられた。
女性は路上に弾き飛ばされたが、回避できなかった後続車3台も次々に女性をはね、結局は4台のクルマにはねられた。女性は近くの病院に収容されたが、全身を強打しており、間もなく死亡していることが確認された。
警察では女性をはねた4台のクルマの運転者から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、最初にはねたタクシーの運転手は「女性は赤信号を無視して歩いてきた。ブレーキを掛けたが間に合わなかった」などと話しているようだ。
