【VW パサート 新型日本発表】2種類のトランスミッション

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【VW パサート 新型日本発表】2種類のトランスミッション
【VW パサート 新型日本発表】2種類のトランスミッション 全 2 枚 拡大写真

新型フォルクスワーゲン『パサート』は、エンジンに合わせて2種類のトランスミッションが用意される。ティプトロニック付き6速ATと6速DSGだ。

2.0リットル直4および同ターボに組み合わされるのは、ティプトロニック付き6速AT。ロックアップクラッチを装備したトルクコンバーターを動力伝達機構に使う普通のオートマだが、シフトノブをシーケンシャル操作することで任意にシフトアップ/ダウンできるシステムを備えている。

ちなみにこの6速ATはアイシンAW製で、フォルクスワーゲン車では『トゥーラン』、『ゴルフ/ゴルフ・プラス』、『ジェッタ』など多くの車種で採用実績があり、高い評価を得ているものだ。

3.2リットルV6にはフォルクスワーゲンお得意のロボットMT「6速DSG」が組み合わされる。ゴルフやアウディ『TT』などに採用されているものと同じシステムで、変速およびクラッチ操作をロボット化したもの。

普通のATと同様、自動変速に任せきりで運転することも可能だが、ワインディングなどで積極的に走りを楽しみたいときには、シーケンシャルMTとしても使用可能。ティプトロニックATに比べ、格段に素早いシフトとダイレクトな駆動感を味わうことができる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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