ひき逃げ容疑者は現職の警官

自動車 社会 社会

福島県警は3月27日、非番中に赤信号無視を起因とする軽傷ひき逃げを起こしたとして、山形県警・長井署に所属する55歳の警部補を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

福島県警・福島署によると、事故が起きたのは3月25日の午後5時5分ごろ。福島県福島市御山町付近の市道交差点で、青信号に従って進行していた41歳の女性が運転する軽自動車に対し、交差道路から信号無視の状態で進行してきた別の軽自動車と出会い頭に衝突した。この事故で双方のクルマは小破し、女性は打撲などの軽傷を負ったが、信号無視をしてきたクルマはそのまま現場から逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事故として捜査を開始。目撃証言から山形県長井市内に住む55歳の男が所有するクルマが容疑に絡んだものと断定し、任意で事情を聞いていたところ、「気が動転して逃げてしまった」などと供述。容疑を大筋で認めたために業務上過失傷害や道交法違反などの容疑で逮捕した。

逮捕された男は山形県警・長井署で警務課の係長職にある警部補ということも判明。事故当日は福島競馬場に馬券を買いに行った帰りだったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る