警察官、職務質問途中に連れ去られる

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3月29日午後、東京都町田市内の都道で、職務質問した男の運転するクルマの検分を行っていた警察官が一時連れ去られる事件が起きた。クルマを運転していた男は警察官を乗せたクルマを放置し、徒歩で逃走している。

警視庁・町田署によると、事件が起きたのは3月29日の午後2時ごろ。町田市小川付近の都道(通称:町田街道)で、シートベルト未着用のまま乗用車を運転している男を発見。挙動が不審だったことから任意による車内捜索を実施したところ、覚せい剤らしき顆粒の入った袋を発見したため、警官の1人が男に対して「これはなんだ」と問い詰めた。

直後に男はクルマに飛び乗り、後部の荷室で捜索を行っていた51歳の巡査長を乗せたまま急発進。そのまま逃走した。

クルマは助手席側のドアを開けたまま、蛇行するように走行。巡査長は男に「止まれ」と命じたが約5分間走り続け、横浜市緑区長津田町付近の国道246号にクルマを捨て、助手席に乗せていた犬を抱いて徒歩で逃走した。巡査長にケガは無かった。

その後、警察ではクルマのナンバーから同区内に住む36歳の男が事件に関与したものとみて、男の自宅を多数の警官で包囲。約4時間後に踏み込んだが男の姿は無かった。警察では逮捕監禁と公務執行妨害の容疑で行方を追っている。

《石田真一》

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