警察官、車上荒らしに捜査資料を盗まれる

自動車 社会 社会

茨城県警は5日、土浦署・地域課に勤務する19歳の巡査が4日夜にファミリーレストラン駐車場で車上荒らしの被害に遭い、被害届や実況検分調書などの捜査資料の入ったバッグを盗まれたことを明らかにした。バッグは翌5日朝までに発見されており、中に入っていた資料も無事だった。

茨城県警・土浦署によると、この巡査は4日の午後9時ごろ、土浦市大町付近にあるファミリーレストランに同僚とともに立ち寄り、約1時間後に店を出たところ、駐車場に止めていたクルマの助手席側ガラスが破壊され、中に置いてあったバッグが盗まれていることに気づき、上司に連絡を取った。

このバッグには巡査が担当した盗難事件の被害届3通と、この事件の実況見分調書3通。そして同署が行う予定だった事件現場での張り込みの予定表などが収められていた。被害届や調書には被害者の氏名や住所などの個人情報も記されていたという。

同署では周囲を捜索していたが、翌5日早朝に約2km離れた民家の塀の上に放置されているバッグをこの家の住人が発見。通報を受けた同署が確認した結果、これが盗まれたバッグだったことが判明している。中身の捜査資料は無事だった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る