小樽で公道グランプリ、2007年にフォーミュラ

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小樽で公道グランプリ、2007年にフォーミュラ
小樽で公道グランプリ、2007年にフォーミュラ 全 8 枚 拡大写真
今回で第32回目を迎えたチャンプカー「トヨタ・ロングビーチGP」。3日間の開催期間中、ロングビーチ湾岸に設けられた特設コースでは、メインレースとして9日にチャンプカー・シリーズの今季開幕戦が行われた。

その他、今季からエンジンサプライヤーがマツダにスイッチした「アトランティック・シリーズ」、各界の著名人がレース仕様に仕立て上げられたサイオン『tC』で戦うGP名物「トヨタ・セレブリティ・レース」の他、「デイトナ・プロトタイプ」や「スピードGT」等のスポーツカーレース、そして近年アメリカで大人気のドリフティングレース「フォーミュラーD」など、盛りだくさんのレースイベントが繰り広げられた。

フリークの間では、ここにきて俄に浮上したアメリカン・オープンホイールの2大勢力であるIRLとチャンプカー合併の噂に、開幕戦の舞台裏で繰り広げられる政治的綱引きにも興味が集まったが、もちろん会場での具体的な発表は無し。マシン関係の構成やスペックが異なるだけでなく、体制的にも異なる道を歩んできた経緯のある両シリーズだけに難しい調整も多く、仮に統合が実現するとしても、早くても再来年。まだ時間を要するのでは、との見方が有力だ。

レースデイ2日目にあたる土曜日には、日本初の公道グランプリ開催を目指す「チャンプカー・小樽グランプリ」構想の発表が行われた。「小樽」の文字染め抜かれたそろいの法被に身を包んだ小樽グランプリ推進協議会、及び新たに設立された小樽グランプリ・コーポレーションの一行は、現地報道陣を前に巨大客船からの観戦プラン他、2007年開催に向けプロジェクトの進捗状況を報告した。

コース外での話題も多かったチャンプカー・シリーズ開幕戦は、シリーズ2連覇中の若きフランス人チャンプ、セバスチャン・ボーデイがポール・トゥ・ウィンで征し、今季も揺るぎない強さをアピール。ダニカのライバル(?)、注目の新人女性ドライバー、キャサリン・レッグは8位フィニッシュでシリーズデビュー戦を終えた。

《ケニー中嶋》

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