無保険車を泥酔運転、危険運転罪で起訴

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静岡県浜松市内で3月中旬、泥酔運転が要因となる死亡ひき逃げ事故を起こした53歳の男について、検察庁・静岡地検浜松支部は10日、危険運転致死や道路交通法違反(酒酔い運転、ひき逃げ)の罪で起訴した。

問題の事故は3月12日の午後3時15分ごろに発生している。浜松市葵西付近の市道で、走行中の乗用車が緩やかな右カーブを曲がりきれず、直進するようにして路外に逸脱。路肩を走行していた自転車に激突した。自転車に乗っていた58歳の男性はクルマと鉄製フェンスの間に挟まれ、近くの病院に収容されたが、事故から約8時間半後に頭部強打や肝損傷による出血性ショックが原因で死亡している。

男性をはねたクルマは現場から逃走したことから、警察では当初は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。事故から約30分後に近くで蛇行運転を繰り返していた不審な乗用車を発見。運転していた53歳の男は泥酔状態だったこともあり、道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。

その後の調べで、男が運転していたクルマは車検切れ/無保険状態であることが判明。泥酔した上、事故当時は居眠り状態だったこともわかった。このため、検察では男が正常にクルマを運転できる状態ではなかったと判断。飲酒起因として危険運転致死罪の適用を決めて起訴している。

《石田真一》

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