小動物を避けようとしてトラック横転、後続車が突っ込む

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11日早朝、兵庫県赤穂市内の山陽自動車道上り線で、単独事故を起こして横転した大型トラックに後続の大型トラックが追突する事故が起きた。後続のトラックは大破し、運転していた男性が死亡している。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは11日の午前5時15分ごろ。赤穂市大津付近の山陽自動車道上り線で、第1車線(走行車線)を進行していた31歳男性の運転する大型トラックが道路左側のガードレールに接触して横転した。この直後、後続の別の大型トラックがスピードを保ったまま激突。双方のトラックは大破した。

この事故で後続のトラックを運転していた男性が頭部強打で間もなく死亡。横転したトラックを運転していた男性も打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側2車線で、見通しの良い直線区間。横転したトラックを運転していた男性は警察の調べに対して「道路に飛び出してきた動物を避けようと急ハンドルを切ったらバランスを崩し、そのままガードレールにぶつかった」と話している。現場は山間部のため、シカなどが道路に進出することがごく稀にあるという。

《石田真一》

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