今すぐ撤去しろ…駐車車両に放火した泥酔男

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群馬県警は15日、違法駐車していたクルマに放火しようとしていたとして、62歳の男を建造物等以外放火の現行犯で逮捕した。男は当時泥酔状態で、事件を起こす前から警察に電話を掛けて放火を予告していたという。

群馬県警・太田署によると、事件が起きたのは15日の午前9時35分ごろ。これに先立つ同日の午前9時20分ごろ、同署に対して「自宅近くの空き地に止まっているクルマが気に食わない。今すぐ撤去しろ。でないとクルマに火を着けてやる」という内容の通報が寄せられた。

電話を掛けてきた男は酒に酔っている様子だったが、同署が現場に署員を派遣したところ、空き地に駐車されたクルマの横に落ち葉や枯れ枝を集め、今まさに火を着けようとしている男を発見した。警官は制止したが、男は着火を強行したため取り押さえ、建造物等以外放火の現行犯で逮捕した。火はクルマに延焼する以前に消し止められている。

男は泥酔状態で、警察の取り調べに対して「駐車違反のクルマをちゃんと取り締まれ」などと激怒していたようだ。

《石田真一》

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