暴走車、女性を押し出しながら転落

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19日夕方、鹿児島県鹿児島市内のマンション駐車場で、55歳の男性が運転する乗用車が暴走し、このクルマを前方で誘導していた53歳の女性とともに駐車場から飛び出し、約3m下にある空き地に転落する事故が起きた。女性は近くの病院に収容されたが間もなく死亡。運転していた男性も打撲などの軽傷を負っている。

鹿児島県警・鹿児島西署によると、事故が起きたのは19日の午後6時20分ごろ。鹿児島市常盤町付近にあるマンションの駐車場で、55歳の男性が運転する乗用車が突然暴走。クルマの前に立って誘導していた53歳の女性をはねるとともに、駐車場に隣接する約3m下の空き地まで一緒に転落した。

女性はクルマの下敷きになり、約30分後に救出されて近くの病院に収容されたが、頭を強打しており、間もなく死亡。また、転落したことでクルマも中破し、運転していた男性も打撲などの軽傷を負っている。

男性はクルマの整備をするため、前方に置いた角材の上にタイヤを乗せようとしていたが、これを乗り越えることができず、アクセルを強く踏んだところクルマが急発進したとみられる。駐車場にフェンスはなく、クルマはそのまま飛び出すようにして空き地へ落ちたという。

《石田真一》

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