日産ゴーン社長、台数追求は「破壊的行為」

自動車 ビジネス 企業動向
日産ゴーン社長、台数追求は「破壊的行為」
日産ゴーン社長、台数追求は「破壊的行為」 全 1 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は25日の会見で、北米を中心としたインセンティブ競争の激化に「自動車業界の破壊的行為」と苦言を呈した。

ゴーン社長は「自動車は崇高な商品なのに、(各社は)日用品のように安売りしている」と、不快感を示し、商品は「商品力や品質に基づいて販売すべき」と述べた。

北米では「全員がインセンティブ競争に参加している」と指摘、日産は利益重視のために「受け身で行く」と強調した。米工場での減産も在庫削減により「押し売りをしないため」と説明した。

原油価格の上昇に関連したハイブリッド車の販売動向については米専門誌の「トヨタとフォードのハイブリッドはインセンティブを使って押し売りしている」との引用をプロジェクターに掲示するなど、日本メーカーも暗に批判した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る