日産ゴーン社長、台数追求は「破壊的行為」

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日産ゴーン社長、台数追求は「破壊的行為」
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長は25日の会見で、北米を中心としたインセンティブ競争の激化に「自動車業界の破壊的行為」と苦言を呈した。

ゴーン社長は「自動車は崇高な商品なのに、(各社は)日用品のように安売りしている」と、不快感を示し、商品は「商品力や品質に基づいて販売すべき」と述べた。

北米では「全員がインセンティブ競争に参加している」と指摘、日産は利益重視のために「受け身で行く」と強調した。米工場での減産も在庫削減により「押し売りをしないため」と説明した。

原油価格の上昇に関連したハイブリッド車の販売動向については米専門誌の「トヨタとフォードのハイブリッドはインセンティブを使って押し売りしている」との引用をプロジェクターに掲示するなど、日本メーカーも暗に批判した。

《池原照雄》

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