ダイハツの箕浦社長、営業利益率は5%以上に

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ダイハツの箕浦社長、営業利益率は5%以上に
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ダイハツ工業は26日、東京・日本橋のロイヤルパークホテルで2006年3月期決算の会見を行い、その席上、箕浦社長は「営業利益率を2010年には5%以上にする」と語った。

ダイハツは売り上げ、利益とも4期連続して過去最高を更新しているが、利益率は同業他社に比べて、まだまだ低い数字。たとえば、06年3月期の営業利益率は3.6%で、ライバルのスズキは4.2%(06年3月期見込み)である。

「営業利益率は、軽だからこの程度でよい、とはまったく思っていない。コストについて絶対値で見えるような活動をしており、見えれば見えるほど、贅沢だということがわかってきている。そういうところをスリム化していけば、低コスト体質の生産が可能になる」と箕浦社長は力説した。

今回、導入を発表した経営制度の改革も、利益率の向上を狙ったものとのことだ。箕浦社長によれば、この2、3年は設備投資がかさみ、収益的には厳しい状況が続くが、その後は収益力の高い会社に生まれ変わるという。

《山田清志》

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