日産村山工場跡地、中古車販売を重視した店舗

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は、村山工場跡地に、新車及び中古車の大型店舗を出店することを決定したと発表した。今年度末までに、中古車店舗エリア、続いて新車店舗エリアの営業を開始する予定。

村山工場跡地の活用については、2004年4月に大型トータルカーライフショップ「カレスト村山」の出店を発表し、具体的内容の検討を進めてきた。その中で、今後の自動車販売市場の動向をはじめとする事業環境を精査した結果、今回の新型店舗で出店することにした。
 
大型店舗の特徴は中古車店舗エリア「カーミナル東京」を設ける。中古車店舗エリアでは、中古車購入時に顧客が感じる車種選択の難しさ、品質、アフターサービスなどへの不安を払拭し、クルマに詳しくない人でも安心して中古車を購入できるよう全く新しい購入体験の実現を目指す。
 
約3万3500平方メートルの広大な敷地に中古車800台の展示場、大規模サービス工場、場内試乗コースを配置する。日産車に限らず、国内全メーカーの旬な車を常時大量展示するとともに、在庫検索システムの活用によって選ぶ自由度を確保するほか、カーナビ、オーディオなどの代表的なカーライフ用品を同時購入でき、取り付けも実施する。車検その他のサービスメニューも充実させた総合型ショップを実現する。
 
また、値引きなしのワンプライス価格を設定するとともに、顧客の個別要望に対応する、オンデマンドの接客方法も導入する。女性も気軽に立ち寄れて、家族で楽しめる空間の演出と設備を導入する計画だ。
 
新車店舗エリアは、約6500平方メートルの敷地に同業他社の店舗にはみられない全取り扱い車種を一堂に展示できるスペースとサービスピットを確保し、顧客の利便性を重視し、気軽に来店できる店舗作りをめざす。
 
中古車店舗エリア「カーミナル東京」は日産ユーズドカーセンター、新車店舗エリアは東京日産が運営する。

《レスポンス編集部》

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