マツダ2006年3月期連結決算…中期計画を前倒しで達成

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マツダ2006年3月期連結決算…中期計画を前倒しで達成
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マツダが発表した2006年3月期の連結決算は、営業利益が過去最高を記録した前年同期を49%上回る1234億円となり、過去最高を更新した。新車の出荷台数は、『プレマシー』や『アクセラ』などの販売が順調で前年同期比4%増だった。

売上高は同8%増の2兆9198億円で、最終利益が同46%増の667億円と過去最高だった。営業利益が過去最高となったのは、新型車導入によるグローバル市場での好調な販売や為替差益、コスト削減などによるもの。

また、中期経営計画「マツダモメンタム」の2006年度末までの目標だった「営業利益1000億円以上」及び「純有利子負債自己資本比率100%以下」を1年前倒しで達成した。

一方、2007年3月期の連結見通しは、北米、欧州、中国市場など主要市場で好調な販売が継続し、新車の出荷台数が同5%増の121万台の見通し。このため、売上高が同6.2%増の3兆1000億円、営業利益が同9%増の1350億円、最終利益が同12%増の750億円を見込んでいる。

マツダのギデオン・ウォルサーズ代表取締役専務執行役員兼CFOは「2006年度もさらに業績を改善していく軌道を維持し、引き続き各市場にフォーカスした新商品でグローバルにマツダブランドを確立していく」としている。

《レスポンス編集部》

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