富士通テン、オーストラリアで初のAV一体型ナビを市販

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

富士通テンは、オーストラリアで、カーAV&ナビゲーションのグローバルブランド「ECLIPSE」の新たなラインナップとして、オーストラリア市販初となるAV一体型タイプのカーナビゲーション『AVN6000』を4月から販売開始した。

同社は、オーディオ、ビジュアルのAV機能とナビ機能が一体となったカーナビゲーション「AVN」をグローバルに展開しており、1997年に日本で発売したのを皮切りに、2004年から米国と中国、2005年からはドイツでの販売を開始、2006年は英国、イタリア、スペインなど、欧州での販売地域を拡大する予定。

オーストラリアでは、現在カーナビ販売台数が増加しており、今後5年間で市場規模は約2倍に拡大することと予想されている。現在オーストラリアではポータブルナビとハイダウェイナビが主流となっており、AV一体型タイプのカーナビは市販されていない。

今回、同社の主力機種であるAV一体型タイプのカーナビ「AVN」をオーストラリア市販市場で初めて販売することで、オーストラリアカーナビ市場でのAVN市場の形成、けん引役を果たしていくとともに、オーストラリアにおける「ECLIPSE」ブランドの販売増と知名度アップを図る方針だ。

オーストラリアでは2DIN開口部を持つ車両が比較的多いことから、2DINサイズのAVN6000を発売する。AVN6000は、カーナビ用とビデオ/音楽用として2基のDVDデッキを搭載しており、カーナビを使用中でも後席モニターでDVDビデオなどを楽しむことができる。

さらに、前席の音楽ソースとは独立して、後席用にDVD、CD、MP3、WMAなどを再生できる「デュアル・プレイ」機能を搭載するなど、リアシートエンターテインメント機能を向上させたナビゲーションで、別売のインターフェースアダプター『iPC-106』との接続により、『iPod』をAVN本体からコントロールすることも可能だ。

《レスポンス編集部》

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