【BMW Z4 新型日本発表】剛性最適化のクーペ新登場
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単にロードスターにメタルトップを被せただけのモデルではなく、クローズドボディ化にともなう剛性最適化のため、リアセクションを大幅に改設計。クローズドスポーツクーペのキャラクターにふさわしい走行性能を与えたという。
このZ4クーペ「3.0si」のディメンションはEU仕様で全長4091×全幅1781×全高1268mmと、このクラスとしてはかなりコンパクト。ドライバーのヒップポイントは後輪軸のすぐ前にあり、コーナリングの挙動を腰で感じることができる、完全にドライビングプレジャー優先のパッケージングだ。
この走りの特徴はオープンボディと同様だが、クローズド化されたクーペはよりドライビングに専念したいユーザーに向いたモデルと言える。また、最近のBMWクーペに共通するリアウィンドウ周りの美しいグラフィックスも、クーペボディを選択する動機となろう。
価格はロードスターより15万円安い574万円。セダンの「530i」と比べると約150万円も安い。気軽にBMWの大排気量6気筒を味わいたい向きにもZ4クーペはうってつけだ。