車外放出、複数台のクルマにはねられ死亡

自動車 社会 社会

7日未明、群馬県昭和村内の関越自動車道下り線で、走行中の乗用車がガードレールに衝突、大破する事故が起きた。後部座席に同乗していた男性が車外に投げ出され、対向車線を走っていた複数台のクルマにはねられて死亡している。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは7日の午前4時15分ごろ。昭和村森下付近の関越自動車道下り線で、31歳の男性が運転する乗用車が道路左側のガードレールに衝突。中央分離帯側にも弾き飛ばされ、ガードロープにも衝突した。

2度の衝撃でクルマは大破し、後部座席にシートベルト未着用のままで同乗していたとみられる27歳の男性が対向車線側へ投げ出され、複数台のクルマにはねられて死亡。このクルマを運転していた男性と女性2人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

男性をはねたクルマは1台を除いて現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。その後、埼玉県東松山市の高坂サービスエリアで「クルマに血がついていた」と名乗り出た男性がいることがわかり、警察が事情を聞いている。しかし、この2台の運転者はいずれも「人をはねたという覚えはない」と話しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る