横浜ゴム2006年度3月期連結決算…経常利益11.1%増

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横浜ゴムの2005年度(2005年4月1日−2006年3月31日)の連結決算は、売上高が過去最高となり前期比7.7%増の4519億円、営業利益が同4.7%増の219億円、経常利益が同11.1%増の190億円となった。同社が11日発表した。

原材料価格高騰の影響があったものの、タイヤの販売増やコストダウンなどで吸収した。為替が前期に比べ円安に振れたことも寄与した。

当期純利益は、確定拠出年金制度の導入に伴い特別利益43億円が発生したことに加え、過年度に処理した北米子会社の株式評価損による税効果で同89.4%増の214億円となった。期末配当については一株当たり6円とし、中間配当金4円とあわせ、年間で一株当たり2円増配の10円を予定。

タイヤ事業の売上高は前期比9.1%増の3,357億円。大雪の影響でスノータイヤが大幅な販売増となり国内が伸びたうえ、北米を中心に海外販売が好調だった。

2006年度通期の売上高は4850億円(前期比7.3%増)の見通しだが、原材料価格がさらに高騰すると予想され、営業利益は210億円(同4.3%減)、経常利益は160億円(同15.9%減)、当期純利益は105億円(同51.0%減)を見込む。

《高木啓》

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