パトカーに追われたクルマ、建物に突っ込む

自動車 社会 社会

8日未明、鹿児島県鹿児島市内の市道で、パトカーに追跡されていた乗用車が路外に逸脱し、道路に隣接する建物の壁面に衝突する事故が起きた。運転していた19歳の少年は酒気帯びと判明しており、ケガの回復後に検挙する方針だ。

鹿児島県警・鹿児島南署によると、事故が起きたのは8日の午前0時45分ごろ。鹿児島市鴨池2丁目付近の国道225号をパトロールしていた同署のバ゜トカーが、信号無視を行って交差点を通過する乗用車を発見。ただちに追跡を開始した。

クルマはそのままスピードを上げて逃走。パトカーは直後に危険と判断して追跡を中止したが、逃走を続けたクルマは約400m先で路外に逸脱。道路に隣接する事務所の壁面に衝突し、中破。運転していた19歳の少年が胸部強打などの重傷を負った。

後の調べで、この少年からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察では容態の回復を待って道路交通法違反容疑で検挙する方針だ。少年は交通違反の摘発から逃れるために逃走したことを大筋で認めているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る