車内放置による熱中症か、乳児死亡

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8日正午ごろ、長野県佐久市内のショッピングセンター駐車場で、駐車中の乗用車に放置されていた生後9カ月の男児が死亡する事件が起きた。警察では熱中症の疑いもあるとして、男児の両親から事情を聞いている。

長野県警・佐久署によると、事件が起きたのは8日の正午ごろ。佐久市小田井付近にあるショッピングセンター駐車場で、26歳の男性が買い物を終えて駐車していた自分のクルマに戻ったところ、後部座席に寝かせていた生後9カ月の男児がぐったりしていることに気がついた。男性は近くの病院に男児を連れて向かったが、男児はすでに死亡していた。このため、病院側が「熱中症の疑いもある」として警察に通報したことで事態が発覚した。

調べによると、両親は8日の午前10時ごろにショッピングセンターへ来店。男児を後部座席に残したまま店内に入った。戻ってきたのは約2時間後(発見と同じ)だが、この際には男児の意識が無かったという。クルマは窓がわずかに開けられていたが、エンジンは切られていた。

この日の佐久市は気温が摂氏25度を超える陽気となり、事件発覚の正午ごろでも24度近い気温だったという。警察では重過失致死の疑いもあるとして、さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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