逸脱事故のドライバー、心臓疾患で意識不明だった

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10日午後、北海道北広島市内の道道で、乗用車が対向車線側に逸脱し、信号待ちのために停車していた普通トラックと正面衝突した。乗用車を運転していた73歳の男性が死亡したが、事故の直前に心臓疾患を起こし、意識を失っていたようだ。

北海道警・札幌厚別署によると、事故が起きたのは10日の午後4時ごろ。北広島市大曲工業団地付近の道道で、73歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。信号待ちをしていた41歳男性が運転する普通トラックと正面衝突した。

乗用車は小破。運転していた男性に目立つ外傷は無かったが、意識不明となっていた。男性はすぐに近くの病院へ収容されたが、事故から約10時間後の翌11日未明に心臓疾患が原因で死亡している。

その後の調べで、死亡した男性は事故の直前に心臓疾患で意識を失った可能性が高いことが判明した。男性は意識を失ったまま、数百メートルを走行。倒れかかった際にハンドルを切ってしまったらしい。

《石田真一》

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