コスモ石油、原油高騰の“恩恵”で2倍以上の大幅増益へ

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コスモ石油が発表した2006年3月期の連結決算で、最終利益は前年同期比133.9%増の618億円と、前年と比べて2倍以上の増益となった。原油高騰でガソリン、軽油などの卸価格を引き上げたことから、大幅な利益を確保した。

売上高は同24.0%増の2兆6706億円、営業利益が同69.3%増の1112億円、経常利益が同89.2%増の1196億円と、いづれも大幅に伸びた。

国内の石油需要は、軽油価格の高騰で、運送事業者などが輸送の効率化を図ったことから軽油需要は減少したが、ガソリンは堅調に推移した。灯油も厳冬の影響で好調だった。

石油元売り各社は原油価格の高騰を理由に卸価格を引き上げており、これに円安ドル高の為替差益も加わって大幅な利益増となった。ただ、市場でのガソリン価格は湾岸戦争時並みとなっている中での大幅増益に「儲け過ぎ」との批判の声も。

《レスポンス編集部》

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