BMWの2006年、第1四半期は好スタート

自動車 ビジネス 企業動向
BMWの2006年、第1四半期は好スタート
BMWの2006年、第1四半期は好スタート 全 1 枚 拡大写真

BMWグループは、定時株主総会で2006年第1四半期(1−3月期)の業績を報告した。BMW、MINI、ロールスロイスブランド合計の販売台数は前年同期比13.9%増の33万2923台を達成した。中でもBMWブランド単体では同18.3%増の28万3297台と大幅増となった。

MINIブランドは、オックスフォード工場の生産能力増強のための増築および設備改修に伴う生産中断により、同6.0%減の4万9519台となったが、中期的に見ると、MINIの年間生産台数は24万台まで増強される。超高級部門であるロールスロイスの『ファントム』の販売台数は、同15.1%減の107台だった。
 
販売台数の大幅な増加に加え、第1四半期は外的な収益悪化要因およびロールスロイス社株の他社株転換債の一時利益3億7500万ユーロの影響を受けた。グループの売上高は同12.2%増の116億1800万ユーロとなった。税引き前利益は同57.7%増の12億9600万ユーロに達した。ロールスロイス社株償還の一時利益を除外した税引き前利益は同12.0%増の9億2100万ユーロに達し、前年度の実績を大幅に上回った。税引き後利益は同80.6%増の9億4800万ユーロだった。
 
ユーロ高や原材料価格の高騰が第1四半期の収益にも悪影響を及ぼしたものの、外的な収益悪化要因は社内の効率性の向上や販売台数の増加で吸収した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る