ニュアンス・コミュニケーションズは18日、同社の音声合成ソフトウェア製品『RealSpeak Solo』がデンソーの北米市場向けOEM用カーナビゲーションシステムに採用されたと発表した。RealSpeak Soloの採用により、カーナビゲーションの使用中に所在地や通り名を読み上げることが可能となった。
RealSpeak Soloは組込み機器向けの音声合成ミドルウェア。アプリケーションソフトの開発者はRealSpeak Soloを利用して任意のテキストを音声(発話)に変換することにより、柔軟で自然な音声インターフェースを構築することができる。
ニュアンスによると、RealSpeak Soloは発話の自然さと正確さ、対応言語の豊富さ(23カ国語30種類)、組込み機器への移植の容易さなどが高く評価されており、カーナビだけでなく携帯電話、ゲーム機器、ATM、ロボットなどの様々な組込み機器への音声合成ミドルウェアとして豊富な採用実績がある。