50m転落するも奇跡的な軽傷

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15日夕方、鳥取県鹿野町内の県道で、走行中の乗用車が路外に逸脱。谷を約50m転落する事故が起きた。クルマは中破したが、運転していた34歳の女性はシートベルトを着用しており、複数個所を打撲しているものの、全治2週間程度の軽傷で済んだ。

鳥取県警・浜村署によると、事故が起きたのは15日の午後5時10分ごろ。鹿野町河内付近の県道を走行していた34歳女性運転のクルマが、左カーブを曲がりきることができずに対向車線側へ進出。そのままガードレールの合間をすり抜けるようにして路外に逸脱した。

クルマは斜面を滑走し、約50m下の谷底付近まで転落。この間にクルマはあちこちが損傷して中破。最終的には上下逆さの状態となったが、運転していた女性はシートルベルトを着用していたこともあり、車外に投げ出されることもなく、腹部や胸部を打撲する全治2週間程度の軽傷を負うのみだった。

直接の事故原因は速度超過とみられているが、クルマが停止した地点から約5m下には沢が流れており、上下逆さを維持したまま沢に転落していた場合、女性は溺死する可能性もあった。警察では「運が良かったとしか思えない」と話している。

《石田真一》

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