マグナ 第1四半期決算…売り上げ過去最高、日本支店を法人化へ

自動車 ビジネス 企業動向

カナダのオンタリオに本社を置く国際的な自動車部品メーカー、マグナ・インターナショナルの日本支店マグナ・ジャパンは19日、マグナ・インターナショナルの2006年第1四半期の業績と、マグナ・ジャパンの事業の進捗状況を発表した。

2006年第1四半期(1−3月)の売上高は60億1900万ドルと前年同期比5%増で過去最高、営業利益が3億0900万ドル、純利益2億1200万ドルでいずれも前年同期比増。第1四半期の業績は増収・増益となった。

ただし2005年度通期の決算は増収・減益となっており、また2006年度通期も、顧客企業であるビッグ3の不振や原材料価格のさらなる高騰などリスクの現実が予想され、四半期の決算発表と同時に通常発表されていた通年見通しは、今回は発表されていない。

日本事業は、2004年に日本事業を本格的に開始した際の目標として、対日本企業の売り上げを2007年度までに2000億円、2010年度までに3000億円があげられていたが、これらが2007年度までに全社売り上げの10%、2010年度までに15%に改められた。全社売り上げは増えているので上方修正となる。2005年末で4.4%である。

記者会見に臨んだマグナ・ジャパンの三原聖一代表は、2007年度10%は達成できるが2010年度15%は努力が必要と述べた。日本メーカーとの取引は増えつつあるが、日本支店の法人化(6月末めど)、中長期的には日本開発拠点の設立などで、活動を強化していくという。

《高木啓》

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