トヨタ自動車と中国第一汽車集団公司が合弁で設立した「トヨタ一汽(天津)金型有限会社」は、大物プレス金型の生産能力を従来の年間3車種分から6車種分に増強したと発表した。従来の中国内向け生産に加え、海外向けの金型生産も開始した。トヨタが海外で生産した大物プレス金型を、輸出するのは今回が初めて。
金型生産能力の増強よ金型輸出を記念した式典には、天津経済技術開発区の李勇主任をはじめとする天津政府から多数の来賓が出席した。
金型工場は、2004年3月にトヨタ中国初の大物プレス金型会社として設立され、同年12月から生産を開始し、天津一汽トヨタ自動車有限会社および天津一汽夏利汽車股有限公司に金型を供給してきた。
今後はグローバル生産拠点として、英国のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング(UK) とトルコのトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ターキーにも金型を供給する。