【人とくるまのテクノロジー展06】まばたき計測で事故防止

自動車 ニューモデル モーターショー
【人とくるまのテクノロジー展06】まばたき計測で事故防止
【人とくるまのテクノロジー展06】まばたき計測で事故防止 全 1 枚 拡大写真

目を閉じている時間を長くすると、首元に冷風が送り出される…。人とくるまのテクノロジー展06、デンソーのブースでは、ドライバアシスタンスシステムとして、まばたき計測を体験することができた。

同システムは、メーター部に仕組まれたカメラがドライバーの顔を画像処理してまばたきを発見。まばたき状態の変化から眠気を推定する。

「最初は空気で起こそうと。本人は大丈夫だと思っているときに、風なり匂いなりで気づいてもらい、そろそろ休憩しませんか、と促す。それでもまだ効果がでず、どんどん状況が悪くなっていくと、シートベルトをひっぱったりするなど、何段階かに分けながら警告していく」(説明員)。

デモでは単純に目を3秒閉じた場合にシステムが反応していた。「例えば1分間を考えると、起きている時は大体3秒くらい目をとじている時間がある。つまり、0.1秒のまばたきが30回。3秒という時間は伸びていき、眠くなっていくと5秒なったり7秒になったり……、そういう傾向は皆にあるので、そこをとらえようとしている」とスタッフ。

ただし、閉じている長さには個人差がある。また同じ人でも、昨日と今日では違う。遅くても2010年までには実用化したいとのこと。

《小板謙次》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る