自分の人生は終わった…佐賀の小学生ひき逃げ容疑者

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佐賀県警は24日、佐賀県唐津市内で小学生をひき逃げして重傷を負わせ、さらには林道に放置したとして、53歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。警察では殺人未遂容疑の適用も視野に入れて捜査を続けている。

佐賀県警・唐津署によると、この事件が起きたのは20日の夕方。唐津市厳木町星領付近にある叔父の家から自宅に自転車で帰宅していた小学5年生の男児が行方不明になった。周辺の捜索を続けた結果、翌未明に現場から3kmほど離れた森林公園内の林道で倒れている男児を家族が発見。近くの病院に収容されたが、脳挫傷などの重傷と判断された。

警察では職務質問の後に逃走した53歳の男が容疑に関係しているものと断定し、その行方を追っていたが、この男の勤務する会社の経営者が唐津市浜玉町付近でタバコの自動販売機前に男がいるところを偶然に発見。身柄を拘束し、駆けつけた警察官に引き渡した。

逮捕された男は警察の取り調べには素直に応じており、「子供が自転車で飛び出してきた。ブレーキを掛ける前に突っ込んだ」、「動かなくなったので即死したと思った。自分の人生は終わったと思った」などと供述しているという。

《石田真一》

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