三菱重工、アンテナセパレート型表示ユニット採用のETCを発売、音声OFFも

自動車 テクノロジー ITS

三菱重工業は、薄型ボディにカード抜き忘れ防止機能や累積利用金額通知機能などを採用したアンテナ分離型ETC車載器を7月下旬から発売すると発表した。

通行料金を音声だけでなく、目でも確認できるようにしたセパレート型表示ユニット付きの『MOBE-450』と、スタンダードタイプの『MOBE-400』の2機種で、セパレート型表示ユニットの搭載は業界で初めて。  

今回発売するMOBE-450/400は、本体幅71mm、奥行107mm、高さ16mmと従来機種に比べて小型化した。アンテナの取り付けは、ダッシュボード上のほか、ユーザーの要望に応え、フロントガラスへの貼り付けも可能にした。カラーはMOBE-450がブラックで、MOBE-400はブラックとシルバーの2色。

MOBE-450はセパレート型表示ユニットを採用した。これは、ダッシュボード上などに取り付けることで、音声案内とともに液晶表示で通行料金や利用履歴などを確認できる。また、LED(発光ダイオード)の点灯により、カードの挿入状態を表示し、カードの入れ忘れや誤挿入を防止する。

両機種に搭載されているETCカード抜き忘れ防止機能は、カードを抜き忘れると警告音が鳴る。静かな車内環境を望まれる場合には、単電源方式で業界初となる警告音のOFF設定も可能。また、累積利用金額の通知機能は、これまでに利用した金額の累計を音声や液晶で確認できる。

《レスポンス編集部》

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