パチンコ放置死が今年も…両親は嘘をついて言い逃れ

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5月28日午後、愛知県豊明市内のパチンコ店駐車場で、生後2カ月の男児が駐車中のクルマの車内に放置されて死亡する事件が起きた。両親は男児が収容された病院の関係者に対して「買い物に行っていた」と虚偽の報告をしていた。

愛知県警・愛知署によると、警察が事件発生を認知したのは5月28日の午後3時30分ごろ。豊明市内にある病院から「母親が急患として運び込んできた男児が死亡した。熱中症の疑いがある」と警察に通報があった。

署員が病院に出向き、死亡した男児の母親である23歳の女性と、父親の24歳男性から事情を聞いたところ、2人は「刈谷市内にあるショッピングモールで買い物していた」、「クルマに戻ったら子供がぐったりしていた」と供述していた。

しかし、供述内容に不審な点があることから追及したところ、2人は豊明市内のパチンコ店にいたことを認めるとともに、午前9時ごろから午後3時すぎまで駐車場に止めたクルマに男児を放置していたことも認めた。この日の気温は摂氏25.6度まで上がったが、その間男児は窓を閉め切ったクルマの中に置かれていたという。警察では2人を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕している。

《石田真一》

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