名義変更を繰り返してひき逃げの証拠隠滅を図る

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京都府警は5月29日、京都府京都市伏見区内で無免許運転中に重傷ひき逃げ事故を起こしたとして、34歳の女を業務上過失傷害(ひき逃げ)と道路交通法違反(無免許運転)などの容疑で逮捕した。女はクルマの名義を変えるなどの証拠隠滅工作を行っていた。

京都府警・伏見署によると、事故が起きたのは1月20日の正午ごろ。京都市伏見区深草加賀屋敷町付近の市道で、31歳の男性が運転する原付バイクと軽自動車が出会い頭に衝突した。男性は転倒した際に左腕の骨を折る重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から同区内に住む34歳の女が浮上したが、その後の調べで女は双子の姉名義のクルマを無免許で乗り回していたことがわかった。また、事故発生からの4日間でクルマの名義を3回変更し、証拠隠滅を図っていたことも明らかになった。

女は業務上過失傷害や道交法違反容疑で逮捕されたが、調べに対しては「約16年間ずっと無免許だった」、「刑務所に行きたくなかった」などと供述しているという。また、姉も同様に無免許運転していたことが発覚し、道交法違反で逮捕されている。

《石田真一》

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