【新聞ウォッチ】新社長の傾向---個性より経験、バランス感覚

自動車 ニューモデル 新型車

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年6月5日付

●自動車各社、ロシアへ進出加速 WTO加盟前優遇策狙い(朝日・7面)

●私の視点 観光キャンペーン すべての道路に名称を、登誠一郎・国際観光振興機構理事(朝日・8面)

●村上代表きょう逮捕、東京地検、インサイダー容疑(日経・1面)

●新社長 若さ・経験バランス 平均56.9歳、やや上昇(日経・1面)

ひとくちコメント

06年3月期決算発表が終わり、いよいよ株主総会シーズンがやって来る。きょうの日経によると、上半期の社長・頭取のトップ交代で、5月末までに内定した589社の新社長の平均年齢は56.9歳で3年ぶりに上昇したという。

大手企業では松下電器やキヤノンなどハイテク業界が「当たり年」となったほか、自動車関連では、ブリヂストン、富士重工などがトップ交代を発表した。後継者選びのキーワードは、リストラ時代のような大胆な「若返り」によるショック療法を求めた大抜擢よりも、路線継続を重視し、豊富な経験やバランス感覚を求めようとする傾向が強いそうだ。顔の見える個性豊かな経営者がますます少なくなってきた。

《福田俊之》

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