日野 ポンチョ 新型…カワイイだけじゃなくてスゴい

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日野 ポンチョ 新型…カワイイだけじゃなくてスゴい
日野 ポンチョ 新型…カワイイだけじゃなくてスゴい 全 2 枚 拡大写真

エコカーワールド(3−4日、横浜赤レンガ倉庫)に展示され子供や女性にも「カワイイ!」と大評判だった、日野の小型路線バス、新型『ポンチョ』。しかしルックスだけ良くてもバス事業者には購入してもらえない。

いままで販売されていたポンチョは、プジョー製FWDシャシーに日野自動車がボディを架装していた。しかし今回のフルモデルチェンジを機にシャシーを含むすべてが日野で開発され、通常の路線バスと同様にリアエンジンに改められている。

「先代モデルは運転席の前にエンジンがあったので、エンジンルームの分だけ客室空間が犠牲になっていた。しかし新型は前輪の真上に運転席があるので、ホイールベース内のほとんど全部を客室にできました」と説明するのは、日野自動車バス部の長野貴志・企画グループ長。

ちなみに今回展示されたのは、乗降口を2つ設けたロング仕様。全長6990mmでホイールベースは4825mm。オーバーハングの小ささは魅力的だが、小回り性能に不安はないのだろうか? 「最小回転半径は7.7mですが、オーバーハングが小さいので、回転に必要な空間はマイクロバスとさほど変わりません」と長野グループ長。つまりマイクロバスが走れる道路であれば、ほとんど問題なく運行できるということだ。

この長大なホイールベースのおかげで超低床の部分が大きいのは、乗客にとって朗報だろう。客室の床面は地上からわずか310mmで、乗降時にはさらに50mmニーリングさせることができる。幼児でも親の手を借りずに乗り込める高さだ。

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