いすゞとGM、資本提携を解消しても新しい合弁…ピックアップ共同開発

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いすゞとGM、資本提携を解消しても新しい合弁…ピックアップ共同開発
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いすゞ自動車とゼネラルモーターズ(GM)は、次世代ピックアップトラックとその派生車プラットフォームの共同開発における企画・管理を行っていくことで合意したと発表した。

共同開発を行うための新会社「LCVプラットフォームエンジニアリング」を合弁で設立する。新会社の資本金は1億円で、いすゞ50%、GM50%の折半出資となる。2006年6月下旬を目処に、いすゞ藤沢工場内に設立する予定。

いすゞ、GMは現行車、いすゞ『D-MAX』/GMシボレー『コロラド』について初期段階での共同開発を行ったが、次世代車ではプラットフォームを統合し、新会社が企画・管理のもとに共同開発することで、開発コストの低減を図る。

また統合プラットフォームをベースとする車両開発では、いすゞ、GMの開発リソースを効率的に活用していく。具体的には、いすゞは得意とするピックアップトラック開発を担当し、GMは乗用車・SUVにおけるノウハウを活かし、派生車を担当する。

これらにより、いすゞは次世代車における開発コストの低減および派生車ノウハウを補完してもらい、一方のGMは、統合プラットフォームの活用でグローバル・ピックアップトラック/派生車ラインナップを効率的に拡充できる。

いすゞのピックアップトラックの現行車の生産台数は、2003年には16万台規模だったが、2005年には32万台と2年間で倍増しており、今後も更なる拡大が見込まれている。いすゞとGMは資本提携を解消したものの、協力関係を続けていく方針を示している。

《レスポンス編集部》

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