三菱自動車は、マーケット情報の収集から企画・開発・販売までを一本化した新会社「三菱自動車カーライフプロダクツ」を7月1日付で設立すると発表した。
同社の100％子会社の菱自用品販売に、自社内や子会社の用品・特装事業部門を統合するもので、アフターマーケット市場で戦略的商品投入、営業活動強化を推進するのが狙い。
三菱では従来、用品の企画は三菱自動車、開発は三菱自動車エンジニアリング、販売は菱自用品がそれぞれ担当していた。これらを一本化することで商品企画から販売までのリードタイムを短縮し、マーケットニーズに対しタイムリーに商品を投入していく。
すで三菱自動車エンジニアリングと菱自用品はエアロパーツについてはオリジナルブランド「ROAR」を共同で開発、販売している。また第2ブランド「クイックデポ」に加え、「ラリーアート」の一般部用品販売業務の譲渡も受けることで、ラインナップを充実する。
当初は企画、開発、国内販売のみでスタートし、将来的には調達、海外販売まで事業範囲を拡大する予定だ。
